名古屋市内にお住いの方よりご依頼いただいた、浜本工芸社の革張りソファセット、2人掛けと1人掛けです。予算にもよりますが、張替えずに革面を修理修復した事例です。ソファをお持ちの方、是非ご覧ください。
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ソファやおイスにも、色々な素材がございます。

革＝レザー、合成皮革、布地、頒布、ビニールレザー、麻　などなど。

どの素材が長く使っていけるのか？　と問うと、やはり皆さん　革素材と言いますよね！

でも、やはり革も人の肌と一緒で歳をとります。おじいちゃん、おばあちゃんになると肌の染みや、キズがついた時の直りが遅いです。人の肌は、生きている分小傷程度であれば、傷口がふさがっていきます。

革は生きてる！　　と言いながらも、やはり動物の死んだ革なので勝手に直って行くことはございません。

でも、革修理のプロに任せれば、お直しは可能です！

汚れシミ、黒ずみ、乾燥肌＝乾燥表面はもちろん、変色・黄ばみ・色移り・めくれ・はがれ・亀裂・色落ち・色あせ・べたつき

等々。

全ての修理・修復・染め直し＝リペアの対応ができるお店　レシッズ（Le.sits）でございます。

更に、カバンのほつれ修理、持ち手交換、内袋や内張り交換、財布のファスナー交換、イス張り替え、エナメル修理も可能なお店です。

皆様　こんばんは、レザーリペア＆家具修理のレシッズ豊川店　陶山（すやま）です。

※名古屋大須店では、作業スペースが無いためスタッフが在住しておりません。私がソファや大型家具の引き取りの際に立ち寄る場所だけでございます。店頭での受付は、名古屋東店＝豊川工房（〒442-0064　愛知県豊川市桜ケ丘町63-3）となっております。商品を郵送や宅急便等で送っていただく場合も豊川工房にてお願いいたします。

今回ご紹介させて頂きます商品は、浜本工芸（HAMAMOTO）の2人掛け　1脚と、1人掛け　2脚のリペアです。

特に2人掛けソファによく座るという事で、真ん中の革が薄くなり傷み、破れておりました。手を乗せるひじ置きも黒ずみ、革が乾燥しひび割れておりました。

長く使っていくことを考えますと、部分的な張り替え（部分的な張り替えとは？　　破れてしまったパーツのみ新しい革に張り替え交換。その後、お色を入れながら全体的に色を統一していく修理方法）を提案させていただきましたが、そんなに長くは歳の為使えないから、張り替えないで直して欲しいとご希望され、張り替えずに修理・修復・染め直し＝リペアをしていきました。

1人掛けも1部分だけ表面の塗装膜が無くなっている部分がありましたので、そちらも含め革面（座面・背もたれ・ひじ置き）全体を修復させて頂きました。

それでは、浜本工芸（HAMAMOTO）の2人掛け　1脚と、1人掛け　2脚のソファ修理をしましたリペア写真をご覧ください。

Before	After

座面の破れていた箇所の革も伸びておりました。その部分を手術いたしました！

メスで革を割き、中に革を入れ込み貼り付けました。その後、傷口を柔軟性のある塗料で埋めていきました。

※レシッズでは、パテを使いません！最近のパテは分かりませんが、人が乗る面でありますので、ある程度柔軟性が求められます。そのような強度や柔軟性に耐えれるように、硬くならない、または割れないように仕上げていく方法で破れ補修をいたします。

その後、全体的なスレやキズを修復し、表面の無い＝塗装膜のハゲてしまった箇所を修復し、お色を入れながら染めていきました。

そして最後に色止めを噴霧し、完成でございます。

いかがでしょうか？

レシッズでは、しっかりと色止めをいたします。

色を止める知識が無いと、やはり色が移ってしまいます。人がくつろぎ座る場所であるため、色が移っては台無しです。そのような内容に、色止めをいたします。

今回のソファだけではなく、バッグ・カバン・財布・ジャケット等。

全ての商品をリペアした時＝お色を入れた時には、必ず色止めをいたします。

その色止めも、幾つかあり、革の状態、使われる環境等を考え、使い分けます。

また、今回の破れ補修は内側に当て革をしてありますが、ひじ置き部分はしておりません。

こちらのひび割れは、非常に深く深刻な状態でありました。

深い所では、革の肉面（銀面の反対側）まで貫通しそうな箇所もございました。塗装膜の表面が乾燥し、また手汗等の油分が入っては乾燥しを繰り返し、このようになってしまったと思われます。

なるべく乾燥してしまった部分を取り除き、オイルを注入し、新しい表面を作っていきました。

どうにか修理・修復・染め直し＝リペアはできましたが、長くは持ちませんという事をお伝えさせて頂き、お直しさせて頂きました。

※メンテナンスをしていただいて、5年は持って欲しいと考えてます。

革の状態に応じ、修理・修復・染め直し＝リペア方法が全く異なってきます。

また、長持ち度も変わってきます。

そのような、状態を見させていただき、革を診断し、修理・修復・染め直し＝リペア方法を提案させて頂きます。

ボロボロになったから、捨てる！

汚れてしまったから、買い替えよう！

ではなく。

お直しして、もう一度使っていっていただければと思います。

そんなお手伝いができれば、光栄です。

まずは気になる商品（ブランドバッグやブランド家具等）がございましたら、お気軽にお電話ください。

画像を送っていただける方は、メールかラインでお願いいたします。

画像がありますと、非常に細かく対応もできますし、お見積り金額も算出できます。

仕上がりや修復金額を含め、ご提案させて頂きます。

それでは、ご連絡をお待ちしております。

レシッズの陶山でした。

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修理価格や注文方法など、詳しくはホームページをご覧ください。
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