ソファ修理 革面乾燥しカサカサしてメンテナンス意味あるの?教えてレシッズさん

アームチェア

知立市にお住いの方よりご相談いただき、張り替えずに表面修復した1人掛けソファクッション事例です。革が乾燥しカサカサになっている部分をメインに、修復いたしました。革が薄くなる前に、気になる家具をお持ちの方、是非ご覧ください。







革にはいろいろな種類がございます。

ルイヴィトン【Louis Vuitton】で使われている製品に多く使われている、ヌメ革

こちらは、革の上に何も加工がしていないので、あめ色に変わっていく変化が起きます。

何も加工がされていない革=汚れが付きやすい。染み汚れが付きやすい。

逆に、革の上に加工がしてある、塗り革になりますと、汚れが付きにくくなります。

お持ちのブランド製品は、どんな革が使ってあるか、知ってます?

私の持っているブランド製品は、塗ってない!!!!

と、思っておられる方?

その革は何色ですが?

皮から腐らないように鞣され革となります。

牛や羊の皮から革になった状態が、そのお色ですか?

塗ってある革でも、当然加工方法の違いがあり、硬さやシミ汚れの付き方が異なります。

ブランドメーカーとしてデザイン性をとると、革の上に加工をし、色を付けても、極力柔らかさを重視し、作製している商品も多くございます。

その表面的な膜が薄ければ薄いほど、汚れが染み込みやすくなったり、傷が付きやすくなります。

でも、ご安心ください。

そんなメーカーさんでもお直しできない、革修理ができるのが当店 レシッズ(Le.sits)でございます。

エナメル製品の変色・黄ばみ・色移り・黒ずみ・日焼け・褪色・めくれ・はがれ・べたつき修理

ジャケットの染め直し修理

本革ソファ修理として、張り替えない表面修理。ボロボロになった部分だけを張り替える、部分補修。

合成皮革素材や布地素材の場合は、総張り替え。

お財布のほつれ修理や引き手作製。

そんな皮革製品の修理・修復・染め直し=リペアはもちろん、洗浄クリーニングや表面クリーニング、メンテナンス指導などなども、対応できるお店 レシッズ(Le.sits)でございます。







皆様 おはようございます

レザーリペア&家具修理のレシッズ 陶山(すやま)です。

今回ご紹介させていただきますレザー製品は、1人掛けの総革張り リクライニングチェアの革面修理・修復・染め直し=リペアでございます。

木製の枠に収まっている革部分が、スレておりました。

革の上にキャメルっぽいお色が塗ってある革でありましたが、その塗装膜がスレて無くなり、革の地肌が出ておる状態でした。その表面の膜が無くなると、革は一気に乾燥してきます。

このように表面が無くなってから、慌ててメンテナンスされる方も、おられるのではないでしょうか?

メンテナンスとして、保湿してあげる事で、破れにくくはなりますが、もう一度表面が戻る訳ではないので、早めに革修理ショップに相談下さい。

このまま放置し使い続けると、その先に見えるのは、破れです!!!

そうなる前に、今回は表面を作り直す内容で、修理・修復・染め直し=リペアさせて頂きました。

それでは、1人掛け リクライニングチェア 革クッションの表面 修理・修復・染め直し=リペア写真をご覧ください。

BeforeAfter
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革の表面の塗装膜が無くなり、革が薄くなっている部分が、多数ございました。

特にサイド部分にあるパイピング部分の革が、乾燥しておりました。

強度を確保する為に、内側に革を入れ込み強度を確保した部分もございました。

その他の部分は、強度も重視しますが、革の硬さが極力出ないように、仕上げていきました。

引き取り時に、お客様も喜んでくれて、非常に嬉しかったです。

いかがでしょうか?









今回のように、革の表面が無くなり、革の地肌が出ている状態になりますと、徐々に革の中の繊維の間隔が広がり、柔らかくなていきます。

柔らかくなるという事は、それだけ繊維の間隔が広がってしまった。と、いう事にあります。

当然、破れてしまう危険性が高くなるという事です。

破れてしまうと、内側から当て革を施し、補修する事もできますが、傷あとが残ったり、内側から当てた革の痕が表面から見えてしまったりします。

あてがった部分は、部分的に強度がでますが、その境目から強度の無い部分から、破れてしまう結果になる可能性がございます。

全体的に革の乾燥が激しく、内側から当てても、長く使えないと判断した場合は、やはり部分的な張替えをお薦めいたします。

※見た目的にご納得いかない仕上がりになる場合がありますので、あまりお薦めしない補修方法とお考えください。

このように、長きにわたり革修理をしてきた当店の職人が、より長く使えるようなご提案をさせて頂きます。

その場だけ綺麗になれば良い!  では、無いと思っております。

そのような危険性も踏まえ、ご検討宜しくお願い致します。

ここでの注意点

・当店で革面の修理としまして、ソファー・椅子・チェアをお直しします。その後もしっかりと革を保湿する、メンテナンスが必須条件となります。めんどくさいので、そんなメンテナンスはしたくない!!!と、言う方は、仰ってください。勿論有料にはなりますが、革ソファクリーニングといたしまして、職人がメンテナンスにお伺いいたします。

保湿するメンテナンスをする・しない。  では、革の長持ち度が変わってきます。

自分の肌と同じまでは必要無いですが、乾燥させない為に、しっかりとメンテナンスしていってください。

・どんな革でも、同じようにメンテナンスをすれば良い。  訳ではございません。

その革に合った、メンテナンスをしていただかないと、いけません。

どうやるの?と思ったら、まずはお気軽にご相談ください。

革は、メンテナンスをする事で、本当に一生使える素材と思います。

私たちが付いていれば、革製品を長く使っていけますので、是非ともお声掛けいただければ、職人一同

嬉しく思います!!!

革製品で、お困り事がございましたら、クリーニング店主さん、リサイクルショップさん、家具販売店さん、同業者さんも含め、ご相談ください。

それでは、ご連絡をお待ちしております。

レシッズの陶山でした。

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修理価格や注文方法など、詳しくはホームページをご覧ください。
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